DDACとは
Developmental Disorders
Adult Advanced Community
発達障害や発達凸凹をもつ大人の当事者が、自己理解を深め二次障害を克服して一人ひとりが主体的に行動しつつより良い社会生活を送ること、そしてそれぞれの特性が社会に受け入れられその能力を生かし社会貢献できるようになることをめざし、自助会・セルフヘルプグループの運営支援をはじめとした当事者支援活動および一般社会に向けた啓発活動を行っています。
DDACの活動理念
当事者が主体的に活動するということ
仲間との出会いで孤独や孤立から脱出し、ほっとして元気になれる
「気持ちがわかってもらえる」「同じような経験を共有できる」
「もう一人で悩まなくてもいい」
そんな発達凸凹をもつ大人が集まる場、セルフヘルプグループを発達凸凹の当事者が主体となって全国に広げていくことがDDACの主な活動です。
自立とは、自分らしい生き方を自分で選択し決定すること
仲間との対等な関わりのなかで話せば話すほど、お互いを知れば知るほど、
特性も状況も、一人ひとりが違うことがわかってきます。
その違いを受け容れること、受け容れられることを通して回復・成長し、自分の人生を選択していけるようになるのです。
セルフヘルプグループは「ありのままの自分でいられる場所」
失敗も成功も分かち合い、お互いを尊重できる場です。
仲間がいることで、どんな困難があっても自分らしく生きていける
そういう場所を、必要なすべての人に届けたいとDDACは考えています。
凸凹があってもありのままを受けいれられ、その能力を発揮できる社会に
ニューロダイバーシティ(脳の多様性)という考え方があります
ADHD・ASDといった発達特性を『人間のゲノムの自然で正常な変異』としてとらえ、環境を本人の特性に合わせていくことで能力を発揮してもらうこと
この考え方は、すべての人にあてはまります。
顔や体格が生まれつき違うように、脳も一人ひとり違います。
人間だれしも能力の凸凹があり、また見え方・感じ方も千差万別なのです。
お互いの個性を尊重し、活かしあえるような環境をつくることで、すべての人の凸凹が生かされる社会になるでしょう。
代表からのメッセージ
一人ひとりが違いを乗り越え、お互いを認め合える世界へーSDGs
これからの社会をすべての人が自分らしく生きていくために、そして「誰もとりのこさない社会」(SDGs)の実現のために必要なのは、「違いを乗り越え、共に生きていく」ためのコミュニケーションスキルです。
「違い」を認め合い、尊重しあうこと。そして違うままで、一緒にやっていくということ。
簡単なことではありません。
「いつもと違う」と感じたとき、人は動揺し不安になります。
不安を取り除こう、異質なものを排除しよう!と。
それは自分を守るため、安心して生きていくための本能です。
その不安を乗り越えて「違い」を理解しようとすること。
そして受け入れ、一緒にやっていくこと。
それはすべての人間がこの世界で与えられた課題です。
しかし、この新たなコミュニケーションスキルを獲得し、多様性を受容れられる新しいシステムに移行していくことは、はじめて自転車に乗れるようになって知らない町に出かけるときのような喜びとわくわくに満ちた体験なのです。
お互いの凸凹を理解し、受容し、尊重しあうこと。
まずここから一緒にはじめてみませんか?
これからの地球のために。
代表 広野 ゆい
法人概要
トクテイヒエイリカツドウホウジン ディーディーエーシー
特定非営利活動法人 DDAC
2008年4月1日(任意団体設立)
2010年5月18日(法人設立登記)
理事長 新谷 真名美〔活動名 広野ゆい〕
理事 井出 草平(日本学術振興会特別研究員 大阪大学非常勤講師)
上野 真哉(DKP株式会社 代表取締役)
植村 健志(植村行政書士事務所)
岡村 光浩(神戸芸術工科大学芸術工学教育センター准教授)
監事 大谷 邦郎
〒530-0023 大阪府大阪市北区黒崎町6番20号
URL https://www.adhd-west.net/
リンク
DDACの活動にご支援・ご参加いただけませんか?
事業支援金によって成り立っています。
これからもDDACの活動を広め、続けていくために
NPO法人DDACの理念に賛同し、応援してくださる方や
一緒に活動していく仲間を募集しています